ラジオと過ごした中学時代
2005年 04月 29日
休日の午後になると、ラジオを持って外に出て、ラジオから流れてくる様々な洋楽を聴いていた。時には本を読みながら、もしくは道路に下りて、自分の愛車であった自転車のブリジストン・ロードマン・コルモの手入れをしながら。
好きだったラジオのチャンネルも覚えている。文化放送(1134KHz)、そして好きだった番組は、Casey Kasemがパーソナリティーを務めていた、"American Top 20"という番組。
当時はまだ大型CD店も今ほど無かったし、そもそもCD自体がまだそれほど普及していなかった。今で言うレンタルCDも当時はアナログ・レコードのレンタルだった頃。
当時好んで観ていた音楽番組といえば、小林克也の「ベストヒットUSA」、そして深夜の「MTV」。
あの頃はレコード一枚買うのに、3ヶ月ぐらいお小遣いを貯めないと買えなかった。そしてある日、自分が意を決してレコード店にレコードを買い求めに行ったのは、CHICAGOの、"HARD HABIT TO BREAK"(邦題:忘れ得ぬ君に)をラジオで聴いてからだった。
小さな町のレコード店の店長さんは、英語の曲名は分からなかったようだけれど、「今ラジオで流れているシカゴというグループのハード・ハビット・トゥ・ブレイクのレコードありますか?」と尋ねて、ようやく手にしたのが、「CHICAGO 17」というアルバム。
そしてこの一枚が、ピーター・セテラと、デビッド・フォスターとの初めての出会いとなった、自分にとっては非常に思い出深いアルバムとなったのだった。
Chicago 17
Chicago
1) STAY THE NIGHT
2) WE CAN STOP THE HURTIN'
3) HARD HABIT TO BREAK
4) ONLY YOU
5) REMEMBER THE FEELING
6) ALONG COMES A WOMAN
7) YOU'RE THE INSPIRATION
8) PLEASE HOLD ON
9) PRIMA DONNA
10) ONCE IN A LIFETIME