あれぞK-POPですよ
2005年 01月 09日
彼女の存在を知ったのは、もう4年ぐらい前になるのだけれど、彼女の存在は、当時まだそんなに出回っていなかった、「韓国芸能」に関する書籍で知った。当然サウンドは聴いていなかったけれど、何といっても、その奇抜な衣装と、歌うスタイルに圧倒されたのだった。
「こんなアーティスト、絶対日本じゃあり得ない!」と言うぐらいインパクトがあったのだ。
その歌うスタイルとは…、小指に小型のマイクを仕込んで、小指を立てて歌うというスタイル。
最近の韓国の歌番組では、皆さん「きちんと」歌っているけれども、数年前は、「リップシンク(口パク)」での出演が多かった。明らかにマイクが衣装の一部のようであったり、おもちゃじゃないかと思うようなマイクを堂々と持ってテレビ出演していたのだ。
なので、イ・ジョンヒョンの当時の小指マイクが本物かどうかは定かではないのだけれど、今回の紅白歌合戦では、本当に小指にマイクが付いていた。
韓国でダンス・ミュージックと言うと、まぁ、幅は広いのだけれど、ユーロビートっぽいとも言えるし、ちょっとテクノ・サウンドが入っていたりする。このテクノ・ポップはいかにも、「韓国のポップスだぁ~っ」と思わせるサウンドの一つだったりする。
イ・ジョンヒョンは昨年の秋だったか、年末近くに日本デビューも果たしていてるのだけれど、今回歌われた、「HEAVEN」と「ワ」が彼女の過去の韓国オリジナル・ヒット曲かどうかは知らないけれど、あのテクノ・ポップが日本の公共の電波で流れた時は、ホント度肝を抜かれた。
まぁ、日本じゃ売れないと思うけれどね…。