オフコースに影響を与えたTOTO
2006年 02月 04日
今回のネタはTOTOです。と、言ってもオフコースにつながるのですが…。
恥ずかしいことに、自分は生まれてから、ほんの最近になってからTOTOを聴くようになりました。とっても有名なバンドだということは知っていたのに、自ら進んでCDを買うこともありませんでした。まぁ、せいぜいコンピレーション・アルバムに収録されていた2,3曲や、メンバー2,3人しか知りませんでした。
さて、今回コレクション一枚目として購入したのが、1978年の「宇宙の騎士」です。そして聴くや否や一番最初に耳に留まったのが、"ROCK MAKER"でした。
この曲が、自分が何度も繰り返し聴いてきた、オフコースの曲、「君を待つ渚」に雰囲気がとっても似ていたのです。(つまりはコード進行が似ているということです。)
オフコースはアルバム制作を行う際、歌詞やメロディーがあってからアレンジをするのではなく、まずはコード進行ありきで、その後にリズムやバッキングのパターンを決めると言う、コード進行先行型の曲作りをしていました。
だとすると、メンバー個々にアレンジの引き出しを持っていて、「こういう雰囲気にしよう。」とか、「こういうフレーズが欲しい。」となれば、当然、何かの曲からイメージを膨らませ、アレンジに反映させていたとしても、過言ではないのです。
今回のオフコースの楽曲も、確か1980年頃の発売ですから、TOTOの"ROCK MAKER"の影響を受けていたとしても不思議ではないですね。
まぁ、ファンとしては嬉しいような、悲しいようなネタでした。