待望のボビー・コールドウェルの新譜発売決定!
2005年 01月 19日
アルバム"Blue Condition"と、"Come Rain Or Come Shine"はジャズ・アルバムだったし、"Soul Survivor"はスタンダード・カバー曲ありで、1990年前後のパーラメント系、ボビー・サウンドが聴きたかった人には、ついに待ちに待ったアルバムが発売されることになりそう。
収録曲は以下のとおり;
1) In The Afterlife
2) Crazy For Your Love
3) Donna
4) Where Is The Love (Duet with Deniece Williams)
5) Perfect Island Night
6) Our Day Will Come
7) I Need Your Love
8) Can't Get Over You
9) Call Me Up
10) Extra Mile
11) Rain
12) Sukiyaki (Forever)
1曲目の"In The Afterlife"の制作では本人はかなり苦しんだよう。基本的な曲のコンセプトはいい線だったのに、歌詞が2パターン出来てしまい、どっちが上手くハマるか随分迷ったよう。
2曲目の"Crazy For Your Love"は今回のアルバムのために書き下ろした初期の作品らしい。典型的なボビー節が散りばめられている曲らしい。
3曲目の"Donna"はボサノバ・ラテン調の曲。クリシェ・ラインで降りてくる、ピアノの典型的なフレーズも入っている。ライブで披露するのが楽しみというので、絶対演奏してくれることだろう。
4曲目の"Where Is The Love"は本来、アルバム"SOUL SURVIVOR"に収録させたかったらしい。
5曲目の"Perfect Island Night"はよく分からないけれど、アーティスト、Phil Perryが係わっているよう。元々は彼の曲とかそういうこと?Philに随分圧倒されて、彼の歌い方を勉強してみたらしい。(ということは、ファルセット・ボイスで歌うの?)
6曲目の"Our Day Will Come"のオリジナル・バージョンは、Ruby and the Romanticsだって。誰ですか?ボビーのお気に入りの曲なんだね。
7曲目の"I Need Your Love"はChaka Khanの"Through The Fire"のソングライター/プロデューサーである、Tom Keane氏に提供された楽曲とのこと。ボビーは滅多に人から楽曲提供されないのにね…。うん?でも"Through The Fire"といえば、David Fosterじゃないの?確かにTom Keaneの名前もクレジットに載っているけど、プロデュースは、David Fosterと、Humberto Gaticaになってますよ…。
8曲目の"Can't Get Over You"は今回のアルバムの中で、一番最後に書き上げた曲らしい。アルバムを完成させるために、比較的手っ取り早く仕上げた曲らしい。
9曲目の"Call Me Up"。これですよ。この曲。この曲が収録されるのを心待ちにしていた。何故なら2003年末の来日公演で披露してくれたかっこいい曲だったから。実際には4年前から制作に取り掛かっていたんだって。しばらくしまい込んであって曲だけれど、Mark McMillanと一緒に作業するには面白い曲だったので、完成にこぎつけたらしい。「いつでも俺を呼び出して…」という歌詞から、イントロには電話の音が入っていて、娘さんの声も収録されているらしい。
10曲目の"Extra Mile"は本人自身、曲を書いた記憶が無い(???)とか言っている?EW&Fがどうとか言っているから、ホーン・セクションとかがすごいのだろうか?
11曲目の"Rain"は"TIME AND AGAIN - Anthology Part II"に収録されていた曲だけれど、リメイクしたらしい。(おいおい、この曲知らなかったぞ。Anthology Part IIはUS盤のみの発売だったっけ?日本で発売になったのは"SONGMASTER"だし、収録曲が違うんだろうな…。US盤、買えってか?)
12曲目は言わずと知れた、坂本九さんの"Sukiyaki"(上を向いて歩こう)だ。坂本九さんは1985年のJALの墜落事故で亡くなっているけれど、この曲だけはずっと脳裏に焼きついていたらしい。彼へのトリビュート・ソングだって。
でさ、日本盤の発売日はいつよ?また曲順とかは入れ替わるんだろうな…。
皆さんはどっちがお好み?