"Heart of Mine"聴き比べ
2005年 01月 30日
CDの中でも「ライブ」盤を見つけると、すぐに飛びついてしまう自分。行った事のないアーティスト、行く事の出来ないアーティストの生の演奏、歌声が聞けるから好きだ。
そんな訳で、比較的最近手にしたアルバム、"BOZ SCAGGS GREATEST HITS LIVE"というアルバム。ジャケットの写真を見ただけでも老けたなぁと思ったけれど、CDの歌声を聴いてなおさらそう思った。自分の耳に残っている歌声と言えば、"JoJo"なのよね…。あれは確か80年頃のアルバムだから、あれから25年…ですか…)。
さて、CDを聴いて気づいたことが一つ。「キーが低い」。
気づいたのはもちろん"Heart Of Mine"で。BOZの声質がBOBBYに比べて、太くて低いからそう感じるのかなと思ったりしたのだけれど、そうではないらしい。
絶対音感なんて全然ない自分だけれど、"Heart of Mine"に関して言えば、何度も何度も聴いたし、アマチュア・バンドをやっていた頃に、十八番として何回も弾いていたから、なんとなくキーは耳に残っていた。
そこで比較対象に、"BOZ THE BALLADE"というベスト盤と聴き比べてみた。
そしたら案の定、ライブ演奏では、キーが一音低かった。
"Heart of Mine"はイントロ、Aメロは、キーが"D"なんだけれども、ライブでは"C"で歌われていた。
さて、ライブ演奏でキーを変えるケースというのは多々ある。
共演するアーティストの声域の都合上変えてみたりもするけれど、一番の理由は、高音に不安があるから、安全な声域で歌おうとするもの。
歳をとるとこういう事をするアーティストって、結構いるみたい。
やっぱり声が出なくなってきているんだろうね。