音楽にまつわるあれこれ


by august_moon
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恋におちて

もう随分昔に廃刊になってしまった、リットーミュージック社出版の雑誌、「KEYBOARD LAND」が出てきたので、懐かしくなって眺めていた。なんと手元にあるのは1986年のもの。今も出版され続けている「Keyboard magazine」に比べたら、随分と初心者向けの雑誌だけれど、まぁ、当時自分自身、キーボード初心者だったから、楽しみながら、キーボーディストになりたいと思いながら、読み続けてきたのだろうとは、思うけれど…。

思えば、自分はピアノの基礎レッスンから始めていないから、完全に独学で鍵盤に触ってきたのだけれど、まだマイ・ファースト・シンセサイザーを買えるようになるまでは、音楽の教科書の裏に書いてあった鍵盤のイラストで、和音を押さえる練習をしたり、出かけた際に、ピアノ・キーボード売り場に行って、覚えたコードを押さえたりする練習をしていた。

そしてやっぱりどうしても演奏したい曲があってこそ、練習にも熱が入るものだけれど、なんと自分が一番最初に選んだ曲は、当時TBS系のドラマ「金曜日の妻たちへ-3」の主題歌になっていた、小林明子の「恋に落ちて」だった。

c0026024_177047.jpgこの曲、フラットが5個もあるのよね…(キーはD♭ですかぁ?ヤダね)。初心者らしくキーCの曲を選べば良かったのにね…。その上、まだきちんと音符が読めないものだから、クラスメートの女の子にお手本をカセットテープに録音してもらった覚えがある。それも右手バージョン、左手バージョン、それと両手弾きバージョンと分けてもらって…。

今でも多分手癖で弾けるとは思うけれど、実は間奏で躓いたんだよね。右手で6度音程で16分音符のメロディーが弾けなくて。(今なら出来るだろうけど)。


ふむ。あの頃…リチャード・クレイダーマンなんかも練習曲として挑んでいた記憶がよみがえって来た。「渚のアデリーヌ」とか?
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by august_moon | 2005-03-31 17:11 | エピソード

"Come on ! Let's all CELEBRATE !"

c0026024_12443931.jpgディスコ・ミュージックの定番曲、あるいは、ダンス・パーティーには絶対不可欠な1曲と言ったら、KOOL & THE GANGの"CELEBRATION"をまず思い浮かべる。この曲は1981年に全米チャート1位に入っている。

自分がこの曲を知ったのは、何とドラマの中でのシーンだった。80年代のアメリカのテレビ・シリーズ、「白バイ野郎ジョン&パンチ」の中で、パンチ役のErik Estradaが一仕事を終えたパーティーのシーンでこの曲を歌ったいた。

その頃は、まだこの曲が、KOOL & THE GANGのオリジナル曲だとは知らず、ドラマのオリジナル・サウンド・トラックかと思っていた。


80年代のディスコ・サウンドというと、前半と後半ではかなり異なると思う。80年代後半になってくるとユーロビートが主流だったように思える。一方で80年代前半はベースラインがかなりファンキーなサウンドが多かったように思える。


さて、最近鑑賞している、このDVD。彼らが2001年にシカゴの"HOUSE OF BLUES"で披露したステージが収録されている。KOOL & THE GANGの結成は60年代半ばで、実に長いキャリアを持っている。ディスコ・ミュージックで数多くのヒットを飛ばしている彼らだけれども、彼らの原点はジャズにあって、初期の作品ではジャズ・ファンクとして、かなり渋い作品を世に送り出していた。

このDVDの後半ではディスコ調の曲で会場を盛り上げているけれども、"Jungle Boogie"や、Kool & The Gang"と言った、懐かしい曲も披露している。それにオリジナル・メンバーは少ないけれども、サポート・メンバーが実に多く参加している。

軽快でポップで、非常にさらりと聴きやすい彼らのサウンドだけれども、ヘッドホンでもどの楽器が一番前面に出てきているかは、いま一つ分からなかった。でも一番強烈だったのは、やはりホーン・セクションだったかな?最低でも3管。アルト・サックス、トロンボーンにトランペット。曲によっては、更にコーラス・メンバー3人がトランペットを吹いていた。


メンバーいわく、彼らがここまで活動を続けてこられたのも、「時代に逆らわず、流れに乗ってきたから成功できた」と言っている。アルバムがヒットしない時代もあり、「クリエイティブでなく、ヒットする曲を!」と要求されていた辛い時代もあったそう。そんな時に彼らをサポートしたのが、作曲家であり、アレンジャーのEumir Deodartだった。

"CELEBRATION"も最初に着手した段階では、大編成のオーケストラ風の仕上がりになったのだけれども、Deodartが「やっぱり違う!」と言って、完全に作り直して、あのパーティソング、(今の)"CELEBRATION"が誕生したのだと。


それともう一人、忘れてはならない人物…。同時期に活動していたEarth, Wind & Fireや、CommodorsにPhilip Baileyや、Lionel Richieがいたように、Kool & The Gangに迎えられたボーカリストは、James "JT" Tailorだった。

彼を迎えてから、Lovers Onlyとでも呼べる、"Joanna"や"Cherish"と言った甘い曲も誕生している。


Kool & The GangのDVDはもう一枚持っていて、あと、NHK-BSで放送された、ライブ映像も何度も鑑賞したけれども、今回紹介しているシカゴ公演のDVDもかなりお薦め。

ディスコ・サウンドだけでなく、初期のファンク・バンドとしての彼らの実力の高さと、キャリアの長さが実によく伝わってくるパフォーマンスなのだけれど…。

彼らがヒット路線でなく、クリエイティブ路線で楽曲を作っていった方が、作品としてはもっとレベルの高いものが出来ていたような気がする。何故ならジャズからベースを始めたリーダーのRobert "KOOL" Bellはもっとベースのテクニックを披露できるはずだから…。



さて、エキサイト・ブログ仲間の"MUSIC8089"さんのサイトで、「ディスコで聴きたい曲、人気投票」をやっています。

私はもちろん、

・Celebration / Kool & The Gang (1980年)
・Cherish / Kool & The Gang (1984年)

で、エントリーします。

皆さんも是非参加して下さい。
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by august_moon | 2005-03-23 12:46 | 洋楽
c0026024_1623168.jpg日常の暮らしの中の、その時々の心境や、気持ちで、ふと思い出す歌詞や曲名で、聴きたくなるアルバム、楽曲というのがある。

かつての音楽仲間であった先輩で、"Musician's Musician"という表現を用いていた人がいた。「ミュージシャン(のための)ミュージシャン」。つまりは、現役ミュージシャンまでもが憧れる(更なる先輩)ミュージシャンということなのだろう。


今日聴きたくなった曲はTODD RUNDGRENの"IT WOULDN'T HAVE MADE ANY DIFFERENCE"(邦題:所詮は同じこと)。



70年代の音楽にはあまり詳しくないので、あまり聴かなかったのだけれど、自分の憧れるミュージシャン、二人が、揃って「トッド・ラングレンはいい!」と絶賛するので、ベスト盤のアルバムを買ったのが、彼との出会い。

元々凄いミュージシャンだとは噂には聴いていたけれども、長身で面長の顔に風変わりなルックスを理由に、あまり興味を抱いていなかった。でもアルバムを聴いてみると、やはりメロディーは実に美しいと思ったから、多くのミュージシャンが彼に憧れるというのにも納得させられた。


彼の代表作として絶賛されるアルバムは1972年発表の"SOMETHING / ANYTHING ?"だろう。このアルバムは彼のマルチな才能を結集して制作された名盤だからだ。何と言ったって、曲を書き、楽器はほとんど全部自分で演奏し、元祖宅録(自宅録音)でヴォーカルの重ね録りという(当時としては)非常に実験的な試みを多く行って完成させたアルバムだからだ。


と、そんなわけで最近聴いている楽曲は;

1) It Wouldn't Have Made Any Difference / 所詮は同じこと (1972年)
2) A Dream Goes On Forever / 夢は果てしなく (1974年)
3) Can We Still Be Friends / 友達でいさせて (1978年)

サムシング/エニシング?(ハロー・イッツ・ミー)
トッド・ラングレン


"IT WOULDN'T HAVE MADE ANY DIFFERENCE"

Cause it wouldn't have made
any difference, if you loved me
How could you love me
When it wouldn't really make
any difference, if you really loved me
You just didn't love me

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by august_moon | 2005-03-13 16:33 | 洋楽
ネットで面白いニュースを読んでいたら、ブログを書きたくなった。


『想い出の曲』があると、アンケートに答えた人が、調査対象の約6割で、その想い出の曲を聴いていた時の平均年齢は18.8歳なのだと。


想い出の曲は「1曲」のみと明確に答えた人がいた一方で、「4曲」と答えた人が12.4%もいたそうな。またその4曲と答えた人を年齢別に見ていくと、年齢が上がるにつれて、増えていく傾向があったという。

また想い出の曲を聴いていた時の年齢は「10代」というのが、53.7%と一番多くて、その後に、「20代」、「30代」と続くとのこと。

さらに「誰と聴いたか?」という質問に対しては、意外にも恋人ではなく、「一人で」というのが、61.2%とダントツだった。

「聴いていた当時の心境は?」という質問に対しては、「楽しかった」(30.6%)、「切なかった」(18.5%)、「幸せだった」(15.8%)、「辛かった」(10.4%)という感じで、若い頃ほど「楽しく」、年齢が上がるにつれて、「切なかった」、「辛かった」と答えた人が多かったとのこと。


そして回答者全員に「音楽は人生や考え方を豊かにしてくれたか?」と訊ねたら、「想い出の曲がある」人はなんと、76.9%が「かなり思う」と答えていて、

『想い出の曲がある人は、ない人よりも”豊かな人生や考え方”に対する音楽の寄与を認めていることが見受けられた』

という結論に達していた。



さて、そんなわけで、自分の『想い出の曲』(青春歌謡とでも言おうか?)をどこまでさかのぼれるか考えてみたら、とある一曲を思い出した。

その曲は、村下孝蔵の「初恋」(1983年)。

彼はギターの弾き語りを中心に活動をしていたから、フォーク系かなと思いきや、やっぱりニュー・ミュージック系の匂いも感じさせる。彼はピアノの調律師をする傍ら、アマチュアとして活動をしていて、1979年にオーディションで最優秀アーティストに選ばれて、1980年に「月あかり」という曲でデビューしている。

この「初恋」がやっぱり彼の一番の大ヒット曲、代表曲だろう。

随分と久しぶりに彼の音源を聴いているけれども、とても丸くて温かい声質をしていると思う。

でも残念なことに彼は、1999年にコンサートのリハーサル中に高血圧性脳内出血で亡くなっているだよね…。人柄も温厚だったと聞いていたから、すばらしいシンガー・ソングライターが去ってしまったのはとても残念だったね。

初恋~浅き夢みし
村下孝蔵



好きだよと言えずに 初恋は
ふりこ細工の心
放課後の校庭を走る君がいた
遠くで僕はいつでも君を探してた
浅い夢だから 胸をはなれない


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by august_moon | 2005-03-09 20:03 | エピソード
ブックエンド
サイモン&ガーファンクル

小田和正がSimon & Garfunkleの影響を多大に受けたことはもう既に多くの人に知られていることだけれども、、3月1日にYESのブログネタを書いた時に、ご縁のあったれみわんさんから、貴重なコメントを頂いたので、ちょっとこの小田和正(元オフコース)とSimon & Garfunkleという二つのグループの意外な共通点をちょっと検証してみた。


オフコースが1975年にリリースしたアルバム、「ワインの匂い」の中で、何とも珍しいタイトルの楽曲、「老人のつぶやき」というのがある。この曲は、年老いて間もなく死を迎える老人が若い頃を回想し、若かった頃に好きだった女性のことを想い出すという、一応、人生+ラブソングなのだけれども、この楽曲の作詞・作曲を担当した小田和正は、Simon & Garfunkleが1967年に発表したアルバム、"Bookend"の中の"Old Friends"という曲に影響を受けたのではないかという説(推測)が持ち上がってきた。

この"Bookend"というアルバムは、「人の一生」を描いたアルバムで、全米1位を取得したアルバムだけれども、その中の"Old Friends"(邦題:「老人の会話」)にヒントを得たのではないかと…。

この曲は、70歳を迎える長年の親友同士の心境を描いた曲で、公園のベンチで肩を寄せ合って、想い出を共有し、死への恐怖をも分かち合う、というテーマなんだけれども、かなり高い確率で、小田和正は、この楽曲にインスパイアされ、「老人のつぶやき」という楽曲を書き上げた可能性がある。


そしてもう一曲思い当たるのが、"Save The Love Of My Child"という子供について歌った曲があるのだが、小田和正は1979年に「生まれ来る子供たちのために」という曲を発表している。

オフコース時代、もしくはソロになってからの小田和正の楽曲の中でも、この「老人」や、「子供」という言葉を曲のタイトル、もしくは歌詞の中に用いているのは、他には(多分ないはず…)。


というわけで、「小田和正は絶対に"Bookend"のアルバムを聴いていた!」という結論でまとめたいと思う。
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by august_moon | 2005-03-06 09:16 | 邦楽
ロンリー・ハート(EXPANDED&REMASTERED)
古い友人のことを思い出していた。「日本の音楽はクサイんだよ!」と言うのがヤツの口癖だった。「なんか如何にもこんなの作ってみましたって感じがプンプンして嫌いだ!」と言うのが彼の言い分。


ちなみに自分でも日本の音楽がクサイと感じるコード進行がある。

(Key in C)で言うところの、
Em7 - "E7" - Am7   の"E7"。

これをやられると如何にも日本歌謡的な、胸キュン(?)サウンドになるから扱いに非常に注意したいコード(進行)だと思っている。


さて、話がそれたけれど、日本の音楽が嫌いだと言う彼は、プログレッシブ・ロックが好きだった。自分は全然詳しくないけれど、彼が好きだったのは、GENESISとか、STEELY DAN、PETER GABRIELとかだったかな…。


先日「サンプラー」という楽器の話を書いたときに、サンプラーから生まれた音色として、「オケヒット」があったことを書いたけれども、久々にその「オケヒット」サウンドが聴きたくなって、そんな音色を使った楽曲は無いかなと思って探していたら、たまたま見つけたのが、

イギリスの「プログレッシブ・ロック・バンド」のYES。
曲はもちろん"OWNER OF A LONELY HEART" / ロンリー・ハート


この曲はMTVでもよく流れていたな…。この曲は彼らが1984年に全米チャートでナンバー・ワン・ヒットを取った曲だしね。


余計な余談になってしまうけれど、英語の歌詞まで、まだ当時分からなかった人たちは、この歌のサビを、「お湯割りロンリー・ハート♪」って歌っていた人たちが多かったな…。「空耳アワー」なら笑えるけれど、下手したらオヤジ・ギャグ扱いされそうなので、この際、皆さん、正式な英語のタイトルを覚えましょう!

「オーナー・オブ・ア・ロンリー・ハート」ですから!
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by august_moon | 2005-03-01 01:49 | エピソード