音楽にまつわるあれこれ


by august_moon
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幼稚園はダンステリア

c0026024_9145849.jpgたまには思い出に残る、映画のオリジナル・サウンド・トラックの話でもしてみようと思う。自分は幼い頃から、音楽が好きだったらしく、まだ歌詞とかも理解できないまま、童謡やアニメソングのレコードを親にかけてもらっていた。

そして時と場所を変わって、1978年頃、自分はある映画と出会った。それがJohn Travoltaと、Olivia Newton-Johnが共演した、学園ミュージカル映画の"Grease(グリース)"だった。

映画の設定は1950年代になっていて、二人がひと夏の恋の後に、お嬢様育ちのサンディー(Olivia Newton-John)が、不良グループのリーダのダニー(John Travolta)と同じ高校に思いがけず転校してきて、その恋の行く末を、全編音楽とダンスで、ミュージカル仕立てにストーリーが進行していくのだ。

音楽担当はThe Bee GeesのBarry Gibbと、Jim Jacobs(この方はよく知りません)が担当していて、サントラだけでも結構楽しめる。

c0026024_9155047.jpgさて、本日のタイトル、「幼稚園はダンステリア」と書いたのは、とにかく70年代とJohn Travoltaと言えば、"Saturday Night Fever"もあるし、とにかく大のディスコ・ブームだった時期。自分が通っていた幼稚園には、教室にレコード・プレーヤーがあり、休み時間だったか、自由時間には、この映画のレコードをかけて、収録されている曲、"Greased Lightning"のフリを皆で踊っていた記憶がある。(画像の通りこの指差しポーズを、右から左へと移動させる)

この映画と自分の思い出話はこの辺にしておいて、Olivia Newton-Johnはこのサントラの中の"Hopelessly Devoted To you"(邦題:愛すれど哀し)は、1978年に全米3位となり、グラミー賞授賞式でもこの歌を披露している。


まぁ、結局何が言いたかったと言うと、1970年代はディスコ・ミュージックの大ブームで、幼稚園児にもそのブームが浸透していたという事。
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by august_moon | 2005-06-14 09:23 | エピソード

雨音はショパンの調べ

c0026024_1253476.jpg元々はアイドルとしてデビューした、小林麻美が1984年に洋楽をカバーしてオリコン・チャートで1位を獲得、50万枚を超えたヒット作、「雨音はショパンの調べ」。

タイトルに「雨音」と入っているがために、雨の季節には頻繁に聴きたくなるけれど、それ故に悲しいかな、その季節以外にはあまり思い出さない一曲である。

オリジナルを作曲したのは、GAZEBO(本名:Paul Mazzolini)という名のイタリアのミュージシャンで、原題は"I Like Chopin"という。こちらも日本のチャートで最高4位、約20万枚の売り上げを記録した。

このオリジナル盤は1983年にイタリアでトップになったのを皮切りに、スペイン、ベルギー、フランス、ポルトガル、イギリス、西ドイツ(当時)、ルクセンブルグで相次いでヒットとなり、1983年、1984年で全世界でトータル800万枚を売り上げた。(でも英米チャートには入らなかった)。

(フレンチ・ポップスは聴いたことがあるけれども、確かにこの曲、ヨーロピアンな哀愁は感じる。と言うことは英米では受け入れられにくかったのだろう)。

曲構成はシンプルに、「A→B→C」となっていて、Aメロ、Bメロは大きな譜割となっている。ということは、日本語の歌詞を乗せるには、言葉数が少なくなるので、結果として伝えられるメッセージが少なくなってしまうのだけれど、(書き忘れたけれど、ユーミンは)、上手く歌詞をメロディーに乗せている。歌詞の内容も原曲の内容を壊さないように、「雨音を聴くと、あなたを思い出す」と言うような、ストーリーになっている。

雨降る晩に、ラジオをつけておけば、いずれかのバージョンを聴けるのではないだろうか?



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by august_moon | 2005-06-08 12:07 | 邦楽
c0026024_140226.jpgテレビ朝日系列の音楽番組、「題名のない音楽会21」で、随分と久々にケニーのサックス演奏を聴いた。David SanbornやCandy Dulferも好きだけれど、ケニーのソプラノ・サックスは何と言うか、ソフト&メロウで心地よい。癒し系のサックス・プレイと言っても過言ではないだろう。

今回披露してくれたのは、彼の代表作である、1986年リリースでグラミー賞を受賞した、"Song Bird"がまず一曲。オーケストラと、軽くクリスタルのような透明感のあるRoland JD-800の"Crystal Rhodes"(もしくはYAMAHA系のエレピ)の音色をバックに、どこまでも澄み切ったサックスの音色を奏でていた。


今回の放送には、東京芸術大学音楽学部邦楽科大学院を修了した、尺八奏者の藤原道山(まだ20代に見える程、若い青年だった)が、ゲストとして出演していた。彼は10歳から尺八を始め、ケニーに憧れていたという。

ケニーは何度も来日しているので、かなりの日本好き、日本通である。日本の人々も、料理も好きで特に、"I like the Matsuzaka Beef."なんてこだわりを見せていた。そして日本語の勉強もしているようで、最近覚えた日本語はありますか?という問いに、「ワタシノ ニホンゴワ アマリ ウマクワ アリマセン」って、(話せるじゃない?!)とツッコミを入れたくなる程流暢に話していた。

それから今回の放送の一番の見所は、"The Moment"を二人で共演したところだった。まずは藤原道山がソロで演奏し、途中からケニーが腰掛けていた椅子から立ち上がり、彼のもとに行って、肩を並べてユニゾンで演奏するシーンだった。それにしても尺八とソプラノ・サックスの音色が、あれほど上手く融合するとは思いもよらなかった。かたや木管楽器、そしてもう一方は金管楽器。息遣いも音色の内に入る、尺八と、吹き出す際にアタック・ノイズのあるサックス。とても美しいハーモニーだった。

日本好きのケニーでさえ、「尺八」の存在を知らなくて、今回初めて、本物を見、そしてその音色を耳にしたらしい。そして藤原道山からケニーに尺八が一本プレゼントされたのだけれど、尺八の初挑戦では、ケニーは音すら出せなかった。でもきっと彼には素敵な贈り物になったに違いない。

またケニーへのインタビューで、「あなたにとって、サックスとは?」という問いに対しては、「私の声です」と、答えていた。

同放送内では、イギリス映画「アルフィー」(1966年)から、Burt Bacharach作曲の主題歌、"Alfie"と、ケニーが音楽スタイルを確立したと言われている名曲の、"Silhouette"(1988年)が披露された。


補足:

他の番組でも数年前にケニーの姿を見たのだけれど、彼は本当に心優しい人柄だと思う。何故なら「あなたの夢を叶えます」とかいう番組で、小学生の子供がケニーの曲を一生懸命練習して、ケニーの前で聴いてもらうのだけれども、彼は途中から、ジョイントして演奏をしてくれていた。(アメリカでは契約内容に細かいことが盛り込まれていて最初は、「一緒に演奏することは出来ないんだ…」と言っていたのに、実際は契約を無視して、小学生の演奏に心惹かれて、ついつい自分もミュージシャンとして参加してしまったというエピソードがある)。
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by august_moon | 2005-06-05 14:03 | 洋楽
c0026024_1316749.jpgつい先日発売になったばかりの小田和正のマキシ・シングルを聴いていた。近々発売予定のアルバムからの先行シングルである、「たしかなこと」というCD。このメインの曲も、フル・コーラスで聴いた事がなかったから、新曲が聴けるということで楽しみにしていたのだけれども、実はカップリングされている曲も楽しみにしていた。

カップリングされた曲は、1979年に発売されたオフコースのアルバム、"Three and Two"に収録されている、「生まれ来る子供たちのために」だ。

この曲はサビが一回しか出てこなくて、比較的短い曲なのだけれども、個人的には歌詞が気に入っている曲だったので、今回発売になった、マキシ・シングルのカップリングになった際に、どんなアレンジになるか楽しみにしていた。

この曲を今手にして聴いている20代とか、若い人たちにも違和感の無い、現代風のアレンジになっていて、まさか約25年前の曲だなんて思わせないほどの立派な完成度だった。

ただ一つ気になったこと…。
「小田さん。ファルセット使うようになったのですか?」

Bメロの「♪たよるものな"に"もない~♪」は譜面上では「C(ド)」なのだけれども、小田和正はファルセットを使うような歌い方をしている。

オフコース時代から、彼の歌や声を何度も聴いてきた自分としては、聴き逃す事の出来ない箇所であった。


ちなみにこの楽曲は、佐藤竹善もマキシ・シングルの1曲目として発売しているのだけれど、彼の場合は、小田和正バージョンより、全音(2度)下げて歌っている。


さて、話を小田和正に戻すと、ちょっと彼も年齢が年齢なので、高音が出づらくなっているのかな?と思って、ちょっと調査してみた。

そうしたら、"Yes-No"のオフコース・オリジナル・バージョンでは、「♪きーみをだいて いいの すきになっても "い"いの?」がアルバムでは最高音で「B(シ)」なのだけれど、
実際のライブで歌われる時は、最高音が「A(ラ)」という風に、全音(2度)下がっている。


さて、結論として、小田和正が歌で使える本人の最高音は「B(シ)」かな?と思う。安全な音域で歌うなら、「A(ラ)」。無理すれば「C(ド)」まで出せるかもしれないけれど、年齢のせいもあるのか、なかなか発声しにくい音域のよう。
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by august_moon | 2005-06-02 13:20 | 邦楽